津軽三味線の伝統表現を
未来へ継承するために
細川貴義 プロフィール
文部科学省の指導により、国際交流基金での演奏活動やテレビ、ラジオ、舞台などで幅広く活躍中。ものまねタレントのコロッケ、演歌歌手の長山洋子、細川たかし、真木柚布子など、著名なアーティストとの共演も多数。信頼できる実績を持っている。
略歴
1976年 中学一年の頃に津軽三味線をはじめる
1981年 津軽三味線最高峰 澤田勝秋氏門下に入る
1985年 澤田流津軽三味線名取免許取得
1986年 勝春会(現・貴義会)創立
1991年 NHK邦楽オーディション合格
1993年 青森県津軽三味線金木大会で仁太坊賞優勝
1997年 国際交流基金でアジア、ヨーロッパ、アメリカなど海外公演
2005年 財団法人郷土民謡協会講師資格免許取得
2010年 国際交流基金派遣コンサート「日本の民謡」東南アジア、南アジア公演
2012年 第24回津軽三味線全日本金木大会 団体の部 準優勝
2016年 第28回津軽三味線全日本金木大会 団体の部 優勝
2021年 澤田勝春から細川貴義に改名
動画ライブラリー
プロの方々との共演
タレント・コロッケさん
ものまねタレントのコロッケさんとは芸能生活25周年・30周年・35周年記念コンサートなどで共演させていただいています。
演歌歌手・細川たかしさん
演歌歌手の細川たかしさんとも、コンサートで多数共演させていただいております。
演歌歌手・真木柚布子さん
演歌歌手の真木柚布子さんとも、コンサートで多数共演させていただいております。
細川貴義よりメッセージ
実はもともと興味がなかった津軽三味線
小学生の頃、民族楽器の演奏者たちが、教育の一環として学校に演奏しに来てくれたことがきっかけで音楽に興味を持つようになりました。
その中でも主旋律を奏でていた「ケーナ」という楽器がとても印象に残り、夢中になっていきました。ケーナという楽器は、南米ペルー、ボリビアなどが発祥、アルゼンチン経由で日本に紹介された楽器です。日本でいう尺八のような縦笛。この頃に活躍されていたケーナ奏者はアルゼンチンで主に活動していたため、「スペイン語を習って現地で修行しよう!」と本気で思っていたほど、のめり込んでいました。
一方、青森出身であった父親は、靴職人。職場兼自宅では常に民謡が流れている状態、民謡が生活の一部でした。
時は経ち、どこに進学するかという現実を突きつけられた頃、両親は音楽に夢中だった少年の私に「津軽三味線」を勧めました。当時津軽三味線は年配の方々の間で流行っている楽器というイメージで、私は津軽三味線にまったく興味がありませんでしたが、近所にあった津軽三味線教室へ渋々体験しに行きました。
思いがけない「悔しさ」が転機に
体験先では、一部屋に30人ぐらいのお弟子さんがおり、その部屋で順番にお稽古をしていました。気が進まない中体験するわけですが、私の番が回ってくると、撥(バチ)が当たらずに全然弾くことができません。即撃沈しました。
しかし私の後に、あまり歳の変わらない可愛い女の子のお稽古が始まりました。父の影響で民謡に馴染みがあった私には、何を弾いているのかすぐわかります。
「佐渡おけさを弾いている・・・!」
ショックと同時に悔しさが込み上げ、始めるつもりもなかった「津軽三味線」を始めることになったのでした。
きっかけは何でもOK!まずは体験教室へ
三味線に興味を持たれた方へ。きっかけは何でもかまいません。少しでも「弾いてみたい」という気持ちをお持ちの方は、ぜひ体験教室に遊びに来てください。演奏のご依頼もお待ちしております。
津軽三味線教室への入会をご検討中の方へ
初心者の方から上級者の方まで、レベルに合わせたレッスンを受けられます。自分に合った津軽三味線教室を探してみてください。
津軽三味線の演奏依頼をご希望の方へ
細川貴義や弟子たちによる三味線の演奏のご依頼を承ります。
全国各地へ伺って、力強い演奏をお届けします。
料金や内容についてはこちらのページご参照ください。